居抜き物件の豆知識

居抜きとはどういう意味なのか

聞き慣れない言葉ですが、居抜き、という言葉について説明します。居抜きとは、レストランやコンビニ、スーパーや書店など、設備や家具等をつけたままの状態で、売り渡したり買ったり、賃貸などをすることをいいます。

今の世の中、商売を始めるにあたり、良い条件の店舗を探して開店する場合、このような居抜き物件だと、あらかじめ必要な調理場であったり、商品棚であったり、トイレや水道であったりが、設備として残っていれば、開店準備のためのコストを削減することが可能です。このことから、開店準備にかかる期間も短縮でき、短期間で開店できるという利点があります。

居抜き物件の多くは、レストランや旅館、店舗や工場などで、設備や内装が整っているため、同じような業種ならすぐに開店できますが、中古物件にあたるため、建物をはじめ、設備も中古になるため、新品よりは早くに修理や買い換えが必要になるかもしれないという可能性があります。また、以前の店舗のイメージを脱するのに、しばらくは時間がかかるかもしれません。しかし、開店してからの商売の工夫次第で、すぐに払拭できる問題でもありますから、居抜き物件であっても、利点は多いでしょう。居抜き物件をどのように復活させ、成功させていくのかが、大切になってくるでしょう。